山田風車

山田風車を発明した父、山田基博、取得した特許は数知れず、時計の防水も父の発明だった。
左が恵風、右が天風

風力発電機恵風＝懸垂式で丁度人が鉄棒にぶら下がったように支軸風車が取り付けられています。
風が強く成ると風車は後方へ押し上げられ、風から受け取るエネルギーを一定に保ち、どんな暴風時でも回転数は一定と成ります。
蜂の巣状に構成された回転架台に多数の風車を取り付け、一基で５０KW以上１０００KWと工場用発電事業用に適します。 NHKウルトラアイの放送で実験、撮影中。この放送のVIDEOが有るのですが、SONYベータマックスの上、そのビデオデッキが壊れているので観られません。 種子島の天風、これが回っているVIDEOはVHSのが有ります。 天風の動作について
２mの風で回り始め、一旦回りだすと１m以下になっても回り続けます。風速８m／s位までは風に正対して回転しますが、それ以上の風になると風車は斜め上方に傾斜し、風車の受ける風圧を一定に保ち、安定した発電をします。暴風や突風時の際は風車の回転面はヘリコプターのように殆ど水平となり、風を避けます。従って如何なる暴風時にも安全に運転いたします。30KW以下の小規模電源用。

昭和５６年天皇陛下より黄綬褒章を賜った父。
平成三年には名寄市長　桜庭康喜氏より感謝状を頂き、名寄名誉市民と成る。以下、感謝状文

感謝状

あなたは名寄市開基９０周年市制施行３５年記念事業の一環として計画した希望の塔の塔建設にあたり、世界に冠たる山田式風車による発電技術の提供と発電機の寄贈をいただき市民に夢を与え青少年の科学と情操に潤いをもたらすために大いに貢献いただきました
本日ここに点灯式を挙行するにあたりこれまでのご尽力に対し深く感謝の意を表します
平成三年六月八日

注文に応じてこんなのも作りました。発電効率は恵風・天風に勝るものは無いのですが、観賞用と実用を兼ねて、こう言うデザインにして欲しいと言う要望にも答えていました。

左側は公衆便所の屋根に付けて欲しい、と言う注文で、変わり種を取り付けました。

佐賀県　風の見える丘公園

ギターが上手く絶対音が有った父、その才能を私が受け継ぎました。

兵隊に取られた頃、父は柔道五段で身も軽く非常に力持ちで、戦争では何度も機銃掃射を受けても当たらなかった為、生きて帰還出来ました。

父には４人の姉が居て、これが長女のタケ姉さんで15年若い父を大変可愛がってくれた優しい姉だったと聞かされています。父に服も作ってくれたのだそうです。